DPP4でメイク! シミ・そばかすを消す。

「メイク道具はPhotoShop」なんて言葉を一度は聞いた事があると思います。自分も、証明写真をわざわざ高いお金を払って写真機に撮りに行ってもイマイチ…なんて事が多く、自分で調整して納得のいく写真を証明写真として使いたい!なんて思いました。そこで、PhotoShopを使って画像を編集するといい感じに撮れるみたいな話をよく聞きますが、残念ながらPhotoShopは高くて持っていません。。

そこで、Canonのいい感じのカメラを購入するとついてくるソフト「Digital Photo Professional 4」(DPP4)を使って画像の調整をしてみました。カメラに付属のDVDにインストールされていますが、購入したカメラの型番があればダウンロードすることもできます。
Digital Photo Professional 4 | http://cweb.canon.jp/eos/software/dpp4.html

普段はこのソフトでRAW撮影した画像に対して後からホワイトバランスをいじったり、トリミングをしたりするのですが、今回は顔のゴミや汚れを除去したいと思います。

 

使い方

①画像をDPP4で開く

編集したい画像をDPP4で開き、画像を選択した後に[表示 -> セレクト編集]と進みます。画像は一眼レフなどで撮影するのであればRAWで撮影しておいた方が編集した際にキレイに仕上がります。
(今回は画像処理分野でよく使われるレナさんの画像を少し弄ってtiff形式で保存したものを使いました)

今回は顔にホクロっぽい黒いシミと、白っぽい謎のシミ?を作りました。

 

②編集操作

続いて、右側の[ツールパレット]の部分を画像の順番で選択していきます。
今回は、とりあえず黒色のホクロの部分を消したいので、②では[修復(暗)]を選択します。
半径の部分は消したい部分が隠れるより少し?大きめにします。

半径で選択する円。緑色の円形くらいの大きさにする。

 

 

③ゴミの除去-1

消したい部分を緑色の円に入れた状態で画像をクリックすると、その範囲内にある暗い(明るい)部分がそれっぽく消去されます。

鼻の脇のホクロが除去された

④ゴミの除去-2

白い部分を削除する場合には、[修復(明)]を選択し、同様の操作を行います。今度は赤色の円が表示されます。

白色のゴミが4箇所キレイに除去された

⑤うまくいかない部分の除去

今回の画像では、[半径]の指定を色々と変更してみても、目の下のホクロの部分を除去することができませんでした。このような場合には、[コピー元を指定する]から除去を行います。
一度、コピー元を指定するで、除去したい部分と色が似ている部分を選択します。
(一番右のホクロを除去するために、緑色の部分を選択)

続けて、削除したい部分をクリックするとその部分が先程選択した箇所の色で修正されます。
この際に、単純に丸く切り取られるわけではなく、境界部分がぼんやりしたりで馴染みやすくなっています。

修正後の画像はこんな感じ。かなり自然にホクロが除去されています。

 

完成品

オリジナル

修正後

どうでしょう?オリジナルの画像と比較しても、全然違和感なく修正することができていると思います。
実際に、自分の証明写真でこの処理を行った際も違和感なく修正することができました。

 

まとめ

DPP4を用いて、いい感じに画像の操作をすることができました。PhotoShopは欲しいけど、そんなに頻繁に使うわけじゃない。。。なんて人にはDPP4は便利だと思います。

 

 

画像参照: Wikipedia, レナ (画像データ) | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%8A_(%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF) | 2017.9.16 閲覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください