NFCで光る指輪を作った

NFCリーダー(?)にかざすと、光る指輪を作りました

これは、友人が以前に作成していた指輪の(パクリ)インスパイアです。(もしかしたら他にも同様のものを作っている人が先にいるのかも。。)

Suicaのような非接触ICカードはカード内部に電源を持っていないのですがカード内にアンテナを持っていて、通信の際に本体側(自動改札など)から電力を受け取り、通信を行います。
この通信の際に受け取る電力を指輪で受け取って光らせるという仕組みです。
参考: 知っておきたいICカードのタイプと使われ方 (1/3):ICカードの基礎知識(前編) – @IT

※電子工作にはあまり専門的知識も持ち合わせておらず安全性は保証できません。この制作物によって生じたあらゆる損害についても責任を取りません。自己責任でお願いします。

 

準備

必要なのはLEDとUEW(ポリウレタン導線)だけ

 

 

作り方

  1. UEWを適当な長さをとって、適当な筒にまきつける。制作したものは直径約2cmの筒に13回ほど巻いています。
  2. UEWの先端をハンダを少しつける。(先端だけ導通させるため)
  3. NFCリーダーに巻いた導線(以後コイル)を重ねて電流の向きを確認
    (スマホにTagWriterというアプリを入れて、Read tagsとういモードを使いました)
  4. アノード/カソードに注意してLEDをはんだ付けする。

以上!

 

注意点

①動作確認
制作過程でUEWを円形に巻いただけのものにテスターをつないで電圧を計ろうと試行錯誤したのですが、なかなか電圧が出ずに苦労しました。
スマホの背面にコイルを置いて動かさなないでいると5回ほど電圧が上がって終了してしまうようです。

スマホでチェックをする際には

  • コイルとスマホの距離は近めで
  • 動かしながら
  • 可能であればアナログ電圧計で

といった環境でできたらいいかと思います。

動作確認時の動画です。コイルの位置を動かさないと 5回で点滅が終わってしまうことがわかると思います。

 

②電圧
SONY製のNFCリーダー・ライター(RC-S370)を持っていたのですが、これでテストした際にあまり電圧が取れませんでした。。
一瞬測定できたのですが、その際にコイルとNFCの距離を離していくと電圧が上がっていくのが観測できました。(約6.?(V))
もしかしたら距離が離れると頑張って通信をするために電圧が上がるのかもしれません。(もし6V出たらLEDがやばい?…)

コイルは13回ほど巻いたと作り方で述べましたが、これは何か計算して求めたわけではなく適当です。

 

まとめ

なかなか面白いものができたかなーと思っています。制作時間は1時間半くらい。
個人的なお気にいりポイントは指輪の導線を解けないようにするための固定(LEDの左右とかにぐるぐる巻いてあるの)がキレイにできたかなーと思ってます。

※何度も言いますが、制作は自己責任でお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください