先日、AmazonでUMIDIGI F1 Play を購入しました。購入する際にUMIDIGI S3 ProやZenfoneなどと迷った結果、値段が安い事と数値的なところでスペックが高そうという適当な理由でF1 Playに決めました。
本体が届いて1週間程使ってみたので、そのレビューというか感想を、事実だけをありのままに書けたら購入を迷っている人の参考に少しでもなれるんじゃないかな〜と思って記録を残しておきます。
スペック
メーカー公式からの引用です。引用: UMIDIGI | UMIDIGI F1 Play
商品名 | UMIDIGI F1 Play |
CPU | Heilo P60 (8-core CPU, 2.0Ghz, 2-core APU) |
Mem(RAM) | 6GB |
Mem(ROM:補助記憶) | 64GB |
Camera | 48MP+8MP (F/1.7 | 1/2.0 inch image sensor), Selfie 16MP (F2.0) |
OS | Android 9.0 |
Display | 2340*1080 6.3″ FHD+Waterdrop Full Screen |
Global LET Band | Dual 4G VoLTE |
Battery | 5150mAh , 18W Fast Charging |
Other | Face Unlock, NFC, |
購入価格 | 22,837円 (Amazon.co.jp) |
メーカーサイトにかかれているスペックはこんな感じです。あまり詳しくない人間&スペックについては他に沢山のサイトが紹介してくれているので、あまり詳しくは書かないです。2年前のスマホ(HUAWEI P9 lite)をつい先日まで使っていたので、それと比較するとむっちゃいいです。今のスマホの中では中〜中の上くらいのスペックになるんですかね。48MPのカメラは、画素数だけで言えば現在発売されているスマホの最高レベルだと思います(カメラの詳細レビューについては後述)。
技適は届いた時点で通ってました。本体に刻印は無いものの、[設定]->[システム]->[詳細設定]->[端末情報]->[規制ラベル]で表示されました。以前は技適マークの刻印やシールでの貼り付けが必要だったそうなのですが、現在では電子表示が認められているそうで、端末で表示できればOKみたいです。
(参考: 技適マーク、IoT対応緩和へ 技適なし最新端末が日本で使えるように(後編) (2/3) – ITmedia NEWS | https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/27/news024_2.html 2019. 5. 23 閲覧)
雑談…
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索からその端末が本当に技適に通っているかを確認できるそうなのですが、、F1 Playに表示されていた番号(205-190382)を入力しても「検索条件に該当するデータが存在しません」と出ました(2019.5.23)。。試しにNexus5(005-100577)を入力してみたところ、しっかり表示されました。データベースの更新がまだとかなのかな…?
それと、技適マークの刻印やらシールやらが不要になったので「購入時点では技適無しだったが後から技適に通った端末」はアップデートすることによって技適対応になることができます。ただ、この際に無線通信を使ってアップデートしてしまうと、その時点では技適に通っていない端末なので、、ご自宅の電波暗室などで作業する必要がありそうです^^
開封
早速、届いたので開封していきます。
その他の付属品としては、SIMピンと取扱説明書が付属していました。
知らなかったのですが、スクリーンショットを撮影するとノッチの部分は普通に画面があるように扱われるのですね。。(ノッチの部分の裏に通知アイコンが隠れたりするのかな…?)
見た目
ブラックを購入しました。背面はマットな感じのブラックであまり汚れなどは気にならないです。カメラのまわりには赤い線(ちょっとカッコいい)。カメラの部分のみちょっとだけ出っ張ってます(最近のiPhoneみたい?)。中央上部には指紋センサー。前面は上部にインカメのためのノッチがついています。
全体的に丸みを帯びていて、片手に持つとちょっと大きいな〜といった感想。初めてスマホリング(?)を背面に貼り付けているのですが、それでも画面左上を触るのには少し苦労しますね。。
本体上部の穴はセカンドマイク(何用かな…?)、本体下部にはtype-Cコネクタと3.5mmイヤホン端子、スピーカーがあります。左側はSIMカードスロット、右側には音量ボタンと電源ボタンがあります。
画面は輝度を最大にしても、以前使用していたスマホより少し暗いかなといった印象。昼間に屋外で使うとちょっとだけ「暗いな〜」といった印象ですが、特に問題は無いです。
カメラ
48MPカメラ。カメラは画素数がすべてではないことも承知しているつもりですが…48MPはすごい。。また、最近流行り(?)のAI搭載で、写真の色合いをいい感じに修正してくれる機能もついてる!(と思いきや…
(クリックすると、画像を拡大できます。48mの方は 1枚あたり12MBくらいあるので読み込みに時間がかかるかも。)
48MPカメラについて
12mと48mで比較した画像です。
それぞれの画像中央左上あたりに写っている鉄塔を拡大してみました。ピントはそれぞれこの鉄塔の右側の山あたりをタップして合わせたつもりです。
どちらかとゆーと、48mモードの方がぼやけてる…感じがします。でも、48mの方が電線はきちんと写ってる…?
12mモードでは解像度が3968×2976, 48mモードでは8000×6000になります。単純に縦横が半分になるのかと思ったら、そーゆーわけでもない感じなのですね。。
(4画素使って1画素分にすれば、理論的にはイメージセンサのサイズが4倍になって暗い場所でISO上がった際のノイズに強く…みたいな事はないのかな。。)
んー…正直微妙です。このスマホの特徴である48mの画像ですが、、正直微妙ですかね。。。まぁ、あまり期待もしていなかったのですが、こんなものかと。。ピントが甘いのが原因かもしれないですが、似たような感じの風景を他の画像でも比較してみたのですが、そちらもあまり変わらないと言った結果でした。。普段使いなら12mでいいかな〜と思います。
F1 Playの上位互換とも言えるS3 ProではイメージセンサがSony製になっているので、こちらだとどうなのか気になるところです!
AI機能について
自分には…違いがわからないですね。。常時AIモードONみたいな感じです。AI ON/OFF切り替えていくつかの場面で撮影してみたのですが、常にAIがONになっているような感じになりました。
どこぞのレビューで「AI機能ONとOFFの違いがわからない、常にONである(気がする)。」と見かけましたが、自分も実際に使ってみてそのとおりだな〜と感じました。なんというか、AI機能によって写真の(線の)強さ?が強調され、光の反射がとても強くなる(気がする)のですが、これがAIモードON,OFFで常に補正がかかった状態になっている気がします。
また、AI機能もいいな〜と感じる点もあれば、ちょっとやりすぎ…と思うことも多々あるので、、今後のアップデートに期待ですかね。
その他
動画は1080p,30fpsが限界みたいですね。
プロカメラモードで設定できる項目が少し弱いかな〜といった印象。
以前のスマホ(P9 lite)では、シャッタースピード、ISO、焦点距離あたりがいじれたのですが、F1 Playでは”ホワイトバランス”、”ISO”、”露出”の3種類のみ。ちょっと無理がありましたが、以前のスマホは三脚に固定して星や夜景も思い通りに(?)撮れたのですが、F1 Playは今の所厳しそうです。
タイムラプス機能、スローモーション機能は初めて目にしましたが、最近のスマホは結構あるのかな…?まだ使っていないのでレビューはなしです。
ステレオカメラ機能。ちょっと使ってみたけど、通常のカメラは最短焦点距離(カメラと被写体のピントの合う最短の距離)が10cmくらいなのに対して、ステレオモードにすると50cmくらい離れなきゃピントが合わないみたいですね。屋外で人物を撮影するようなシチュエーションならいいですが、机の上においたフィギュアを撮影しようとすると無理でした。今度試してみます〜
スペック
CPU性能というか、操作した感じのスペックです。今のところ普通に使用していて不満を感じることは全然ないです。
一応、すでに複数のアプリなどを入れた後ですがいくつかのベンチマークソフトをインストールして計測してみたのでその評価を乗せておきます。この値が果たして良いのか悪いのかは…わからんです。。バックグラウンドでのアプリの実行はできるだけ消して、充電器は接続していない状態での結果になります。
ソフト名 | スコア |
Antutu Benchmark v7.2.0 | 135887 |
3D MARK | Sling Shot Extreme – OpenGL ES 3.1 : 1149 Sling Shot Extreme – Vulkan : 1130 |
また、せっかく性能の良いスマホを購入したのでとワクワクしながら流行りの(今更)PUBGをインストールしてプレイしてみました。
こちらは推奨設定で画質が普通。
プレイしてみた感想としては、全く問題なく違和感無くプレイできました。やはりバッテリーをそれなりに消耗するのですが、、さすがの容量。1ゲーム30分ほどプレイしても10%ほどの消費でした。
回線状況
自分は2年前に楽天モバイル(docomo回線)で契約した通話+データのSIMを利用しています。最初はSIMカードをスロット1に挿入して起動したのですが、半日ほど3Gにしか接続されず…「やらかしたかな?」とか思っていたのですが、microSDカードを指すためにSIMをスロット2に挿入してしばらくしたら4Gに接続できました。それからはHD 4Gと常にステータスバーに表示されているので問題ないと思います。
対応バンド
2G: GSM 2 /3 /5 /8
(2G: CDMA1X BC0,BC1) ← Amazonに記載なし
(3G: EVDO BC0,BC1) ← Amazonに記載なし
3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /6 /8 /19
3G: TD-SCDMA 34 /39
4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28A /28B
Amazonさんの紹介ページには、ドコモ回線、ソフトバンク回線、ワイモバイル回線にフル対応していると書かれています。
au回線での利用の判定が難しいらしく、au回線の利用に必要な主要なバンドは対応しているのですが、実機で実際に試してみないとわからない部分があるそうで、、わからないです。
とりあえず、自分は楽天モバイル(Rakuten Mobile)にてドコモ回線を通話・通信ともに利用できています。
Wi-Fi
取説を読んで初めて知りましたが、、11ac対応のようです。公式サイトの詳細スペックにも、11acが使えるような記述があります。
購入時はAmazonの仕様をみて購入したのですが、UMIDIGI公式ショップがAmazonに掲載している仕様には、
ネットワーク:Bluetooth 4.2、IEEE802.11 a/b/g/n
5G Wi-Fi信号/ Wi-Fi Direct / Wi-Fiディスプレイをサポート
と書かれているのみでした。。(11acは無し)
以下の参考ページを見ると、通信速度が151Mbps以上の速度でリンクしていれば11acでの通信が確立しているそうです。
参考: GW-450D KATANA : 802.11acでリンクしているか確認方法について | プラネックスコミュニケーションズ (2019.5.24 閲覧)
実際に、11acに対応したWi-Fiに接続して速度を調べてみたところ、433Mbpsと表示されていました。Wi-Fi親機の設定で5GHzと2.4GHzでSSIDが異なるため、5GHzに接続できていることは確定。5GHzを利用できる規格は11a,11n,11acで、11aは最大通信速度が54Mbpsなので違う。11nが一応600Mbpsの通信ができる規格なので…なんとも言えないですが、、、参考ページの情報(2014年なのでなんとも言えないですが、、)を見ると、11acに接続できていそうです。
(他になにか良い確認方法があれば教えて頂けると幸いです。できることなら試してみたいと思います。
Speedtestというアプリを使用してインターネットの実測値を調べてみたところ、上り/下りともに100Mbpsを超えていました(平日,昼間)
まぁ、これはWi-Fi速度というよりは自宅の固定回線の速度なので参考になるか不明ですが、、少なくとも11nか11acではあると思います。
購入について
自分はAmazonのUMIDIJI公式にて¥22,837(送料無料)で購入しました(商品リンク: UMIDIGI F1 Play)。AriExpressだのebayを使うともう少し安く購入できたかもしれませんが、、苦労してもあまり安くなる印象がなかったのと、AmazonのUMIDIGI公式ショップなら安心みたいなレビューをどこかで見たので、こちらで購入しました。Amazonだとブラックの方が約1,000円安くなっていました。
4/26に注文して、約半月後の5/15に到着。購入時の到着予定は5/18-5/末あたりだったので、予定より少しだけ早く到着しました。
全体的な感想
今の所何をしてもサクサク動いていい感じです。以前のスマホが、カメラを起動するだけで30秒程かかったり、バッテリーも普通に使っていて1日持たなかったり、、2年も使ってかなりへたってきた感じがあったので、それと比較するとものすごくいいです。
良い点
- 保護フィルムが最初から貼ってある。
ガラスフィルム!とかのいいヤツではないと思いますが、それなりの保護フィルムが貼ってあります。最初は指に引っかかる感じがあって微妙かとも思ったのですが、1週間もしたらかなりいい感じになってきました。 - バッテリー最高!
最近のスマホは、なんやかんや詰め込んで結局バッテリーがもたない。。常にモバイルバッテリーを持ち歩く。。みたいなイメージがあったのですが、F1 Playはバッテリーを気にせずに1日でかけてられます。余裕です^^ あとは2年後にどれくらいバッテリーが元気かですかね〜 - Wi-Fi 11ac対応!
もともと使えないと思ってたのですが、どうやら使えるみたいで非常に良いです。 - 安い!!
23000円以下でこのスペックは非常に優れていると思います。完璧なスマホではなく、多少は不便に思うところもありますが…値段が安いのでオールOKです。これで8万円とかのスマホなら★3とかですが、この値段なら十分★5だと思います!値段が安いので多少の不満は見逃す。そういったつもりで購入しているので、自分の求めていたレベルを十二分に超えてくれています。
悪い点
- 音量の調整が直感的じゃない。
以前使っていたNexus5は音量ボタンを押すとポップアップ(?)で着信音量が変更でき、さらに音楽やアラームの音量についてもポップアップ内で変更することができました。これに対しF1 Playは音量ボタンで着信音量以外の変更をしようとすると、一度設定画面に飛ばなければいけません。。これはNexus5の方がよかったかな〜 - ちょっと大きい。
今まで使用していたスマホが5インチだったせいか、非常に大きく感じます。これは慣れの問題かもしれないですが、、画面左上に指が届かないのはちょっと不便。すぐに落としてしまいそうですが、これ以上ケースなどにいれて大きくしても困るので、、難しいところです。画面が大きいことはいいことなんですがね〜 - 顔認証や指紋認証の挙動が不思議。。
認証ができる(行える)ときはスムーズなのですが、なにもしていないのに「試行回数が上限を超えました。指紋認証センサーを無効にしました」との文言が出ている事が多々あります。操作していない時にも、いつのまにか認証が試行されているのかな…?
そんなわけで、パスワードを入力することが多いので、この点は微妙。。(設定とかでどうにかなるのかな…? - カメラのプロモード(?)が弱い。
絞りをいじりたい!とまでは言わないですが、シャッタースピードやISOなどもう少し設定項目があったりすると楽しめたかもです。めったに使わないですが、、たまーにほしい。
一ヶ月使ってみた感想として、こんな感じです。完璧ではないですが、値段を考えると非常にお買い得なのではないでしょうか?
今後アップデートで(とくにカメラが)どれだけ良くなるのかは不明ですが…あまり期待せずに、期待して(?)いようと思います。
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