Arduino互換品がMacから見えない際の対処法

Amazonで購入したArduino NANOの互換品を、Macに接続した際に検出することができなかったので、その対処法をφ(..)メモメモ。

購入した互換品は「HiLetgo Mini USB Nano V3.0 ATmega328P CH340G 5V 16M マイクロコントローラーボード Arduinoと互換(3個セット)」で、購入当時(2017年5月)は2つ購入して530円と、SWITCH SCIENCEで純正品を購入すると1つあたり2880円と割高なのに対して、相当お安く購入できています。
この互換品はピンヘッダが同封はされていますが、はんだ付けされていない状態なので使用する際にははんだ付けが必要になりました。

参考サイト:
  1. 激安ArduinoをMac(Sierra)で使ってハマったこと – Qiita | https://qiita.com/dobnezmi/items/c5beebab7cb6bb42f606
  2. Signed Mac OS Driver for Winchiphead CH340 serial bridge – Björn’s Techblog | https://blog.sengotta.net/signed-mac-os-driver-for-winchiphead-ch340-serial-bridge/

参考にさせて頂いたサイトでは、Arduino Unoの互換ボードに対してですが、同様の方法で自分の購入したArduino Nanoの互換品に対しても認識することができました。

 

やり方

参考サイト1にかかれているリンク先のページ(参考サイト2)からドライバをダウンロードしてきます。

続いて、zipを解凍して中に入っているCH34x_install_V1.4.pkgを実行しドライバをインストールします。
インストール後にPCを再起動します(されます)。

再起動後にArduinoの開発環境を立ち上げてボードを接続すると、新たにこんな感じのものが認識できるはずです。

また、今回はNanoの互換品なので、ボードの種類をArduino Nanoにします。

適当なプログラムを書き込むと、無事に実行できるはずです。

 

実行

俗に言う「Lチカ」です。

[shell] void setup() {
pinMode(2, OUTPUT);
}
void loop() {
digitalWrite(2, HIGH);
delay(500);
digitalWrite(2, LOW);
delay(500);
}
[/shell]

以前、別で購入したArduino Leonardoの互換品は何もせずに認識できたのですが…安く購入できているので少し苦労するのはしょーがないですかね〜
無事に動いてよかったです^^

 

自分の環境

参考までに、自分が実行してうまく行った際の環境をメモっておきます。

 

自分の購入したリンクからはすでに購入ができなかったので、以下に似たような製品を。。
(同様の方法でMacから認識できるとは限らないです…。)

 

2 thoughts on “Arduino互換品がMacから見えない際の対処法

  1. 安楽幸男

    初めまして、質問があります。貴殿のブログArduiuno 互換品がmacから見えない際の対処法を閲覧しました。最近Ardiunoをはじめいくつかの互換品Ardiuno nanoを所持しているのですが、同じ用件で貴殿のブログを参考にしてCH340のドライバをダウンロード、インストールしたはずなのですが??
    どうもブログの様には新たのものは入っていませんでした、私は全くの初心者でついアリババで格安のものから始めようとしたのですが、今の私のパソコンの環境 macbook pro 2014 OSカタリーナ では対応していないのでしょうか?ボランティアでブログで情報を発信して頂いているのに申し訳ありませんが、お時間と何らかの情報をお持ちでしたらご教授願いませんでしょうか。よろしければ解答はメールにて頂けると有り難いです。よろしくお願い申し上げます。

    1. たくのこ Post author

      コメントありがとうございます。
      Arduino Nanoを引っ張り出して現在の自分の環境で試してみましたが接続できなくなっていました。
      最終的に解決できなかったのですが、それまでに試したことを記しておきます。

      環境:
      – Mac Book Pro 2016
      – macOS Big Sur
      – Arduino 1.8.13

      1. 新しいバージョンのドライバ(ver1.5)のインストール
      記事中で参考サイト2としてはらせていた出していたコメントの議論の最後でこのドライバーのバージョン1.5が出ているとコメントされており、こちらだとうまく行ったとのコメントがあります。
      Signed Mac OS Driver for Winchiphead CH340 serial bridge – Björn’s Techblog
      http://www.wch.cn/downloads/CH341SER_MAC_ZIP.html (ドライバダウンロード)

      2. 古いドライバの削除
      先程ダウンロードしてきたドライバの.ZIPファイルを解答した中に ReadMe.pdf というものがあります。こちらには古いバージョンをインストールしている場合には、古いドライバーを削除後に新しいものを入れるように書いてあります。
      “`
      If old version of unsigned driver is now existing in your PC, please uninstall it first. Open Application “Terminal” and type commands below step by step:
      “`
      また、このドライバのものとおもわれるadrianmihalko/ch340g-ch34g-ch34x-mac-os-x-driverにはもう少し詳しく手順が書いてあります。

      これらの手順を実行し古いバージョンのドライバを削除した上でインストールしたのですがこれもうまく行かず、、

      3. セーフモードで起動後、リカバリーモードで起動し設定変更(Troubleshootingの内容) (きちんと試していないです)
      2.のGitHubの手順の最後にあります“`If the device doesn’t show up under /dev, check the section “Security and Privacy” in System Preferences for any notices about blocked software.“`のあたりの手順では、最近のmacOSではセキュリティまわりの設定が厳しくなっています。そこで、以前は「ダウンロードしてきたアプリケーションの実行許可:」をAnywareと選択できたのができなくなっています。これを最新のOSでも実行するための手順だと思うのですがイマイチうまく行かず、、断念しました。

      質問者さんの環境ではmacOS Catalinaということで、この手順は不要ではないかと思います。


      長くなりましたが以上となります。あまりお力になれず、、、すみません
      ご健闘をお祈りします

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